体重体組成計はメタボ対策やダイエット効果を測定して健康管理するための必需品。さまざまな機能を持つものが多数市販されていますが、体重以外にも体脂肪率や基礎代謝量、体水分量などの「体組成」が測れるタイプが人気です。体重体組成計の使い方を正しく理解して毎日の健康管理に活かしましょう。
体組成計はメーカーやモデルによって正しい計測方法が変わりますので、必ず取扱説明書をチェックしてから使ってください。
設置は平らな場所に。また靴下を脱いで必ず裸足で乗ること。そして姿勢よく乗ることが正確に測るための大事なポイントです。
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現在、家庭用に販売されている高機能な体重体組成計は、BI(バイオインピーダンス)法と言う計測方式を採用しているものが主流です。これは、体に微弱な電流を通し、抵抗値を測定したあとに体組成を表示するしくみになっているものですが、正確な測定値を得るためには、正しい姿勢で測る必要がありますので、体重計に乗る時は前後左右への体重の片寄りがないように注意して、正しい位置に足を置き、背筋をまっすぐに伸ばして測定することが大事です。
BI(バイオインピーダンス)法の測定方式を採用している体重体組成計では、体の電気抵抗は、就寝中は大きく、行動中には低くなりますし、運動,食事、水分の補給状況などの影響により、かなりの変化をするものですので、正確に測定するために次のことを理解しておく必要があります。
●激しい運動の直後には体脂肪率は高く出る。●食事の直後には上半身に水分が集中して体脂肪率は高く出る。●夕方以後は電気抵抗値が下がり体脂肪率は低く出る。●足の裏の湿りぐあいによって体脂肪率の測定値は変化する。●正確に測定するには姿勢をまっすぐにする。
体重や体組成の測定も、毎日測り続けてこそ増減のリズムなどがつかめてきます。記録をとるなどして体重や体組成の数値が変化し、メタボ改善やダイエットの成果がはっきり目で確認できるようにすれば、測定の楽しさが生まれてきます。
●体脂肪率:人の体は体脂肪と除脂肪(筋肉や骨、血液、内蔵など)に大別されます。そして体脂肪はさらに皮下脂肪と内臓脂肪に分けられます。体脂肪率とは、この体脂肪量の体重の中に占める割合(%)を表します。
●BMI:Body Mass Indexは体格指数と呼ばれ、次の式で肥満の基準を示します。
BMI=体重(kg)÷[身長(m)]2
統計的に最も病気にかかりにくい数値はBMI=22とされています。
●内臓脂肪:内臓の周囲に付着した体脂肪をいい、皮下脂肪と内臓脂肪の比率が0.4以上は内臓脂肪太りと呼ばれ健康への注意を要します。
●基礎代謝:安静時に体温を維持したり、臓器を動かすなど、最低限の活動に必要なエネルギー量(kcal)を基礎代謝と呼びます。成人男性一日あたり約1,300kcal、女性は約1,100kcalが標準とされています。
●体水分量:一般的に成人男性で体の約60%、女性では約55%が体の中の水分の量です。体水分量が2〜3%上下すると、さまざまな症状が現れると言われています。
●筋肉率:体重に置ける筋肉の重さの割合です。通常30〜40%といわれ、割合が多い人ほど基礎代謝が高くなります。
●推定骨量:BI法により、除脂肪量から算出したもので骨の総重量の目安です。骨の硬さや密度を推定したものではありません。