電気冷蔵庫を省エネに使うために、すぐ改善できることがたくさんあります。冷蔵庫は使い方次第で電気代に大きく差が出る家電のひとつ。ムダな電力の消費を省くためのポイントを正しく理解して、間違った使い方をしていないか、ご自宅の冷蔵庫をチェックしてみましょう。
たとえば容量400リットルクラスの冷蔵庫の場合だと、年間の消費電力量は420kWh〜870kWhまでと、かなりの幅がありますが、これは省エネ性能の差によって生まれるもので、大型でも小型並みの消費電力ですむ機種もあります。
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冷蔵庫は365日24時間、休むことなく動き続けている家電製品ですから、ちょっとした使い方の違いでも電気代にグンと差が出てしまいます。省エネな使い方をするためのポイントを正しく理解して使いましょう。
●冷蔵庫の周囲には適当なすき間を空ける:冷蔵庫の上や周囲にはすみやかな放熱をさせるために十分なすき間が必要です。すき間が足りない場合は消費電力が増え、電気代も上がります。機種により差はありますが、一般的には冷蔵庫の左右には0.5〜2cm、上部には5〜30cm以上のすき間が必要になり、物も置かないようにします。また背面にすき間が必要な機種もあります。周囲のスペースを多めに空けると約25%の消費電力の省エネになります。
●ドアの開け閉め回数は少なく、開け閉め時間は手早く:ドアの開け閉めの時間と回数が多くなるほど消費電力量は増えます。ムダな開閉を減らし、開放時間も短く心がけましょう。またドアパッキンが痛んでいると冷気が漏れて電力量が増えます。名刺などが挟めないようならパッキンを交換してください。ドアの開け閉め回数と時間を二分の一に減らすと、約12%の省エネになります。
●食品を詰め込みすぎないように気をつける:庫内への食品の詰め込み過ぎは、冷却効果に影響するばかりか、食品の出し入れ時間の延長につながって消費電力量が増えてしまいます。冷蔵室は中央に余裕を作るように収納し、食品には適当なすき間をあけて入れるようにすると、冷気の循環がスムーズになって庫内をまんべんなく冷やせます。

●季節に応じて設定温度を変更する:庫内の食品の量が少ないときや冬場などは、設定温度を「弱」にすると冷えすぎることがなく、省エネになります。また、熱いままの物を入れると庫内の温度が上昇して、消費電力量が増えるばかりか、他の食品が傷む原因にもなりますので、冷ましてから入れるようにしましょう。温度の設定を標準から弱に切り替えると、約18%の省エネになります。
冷蔵庫の省エネ使用のちょっとしたポイントを紹介します。
○冷気漏れ防止用のシートを貼る。○食品の配置場所を決めておきドアの開閉時間を短縮。○庫内に点く照明を点かないように設定。○できる限り留守モードで使用する。○上段の棚を空け気味に使用。○棚のいちばん手前に保温シートをつける。○ごはんやおかゆも小分けにして冷凍ストック。○急速冷凍にアルミホイルを使用する。などがあります。
最新の冷蔵庫は省エネ性がどんどんアップしており、電気代もぐんとおトクになっています。また、サイズが小さくても庫内が大容量に改良されているものも多いので、「まだ新しいのでもったいない」とか「大きな冷蔵庫が欲しいが置き場所がない」と買い換えに迷っている人は、ぜひ一度、最新機種の消費電力量、スペースと庫内容量、収納や使い勝手の良さをチェックしてみてください。